2018.01.31
正しい歩き方
公開日:2018.01.31
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「正しい歩き方」についてです。
運動の中でも、道具も何も使わずに誰でも気軽に始められるウォーキング。
ご高齢の方には、特に有酸素運動が健康に良いとおススメされています。
歩くのなんて簡単!30分くらい歩けばいいんでしょ!と
安易に考えてはいませんか?
実は、ただ歩くだけといっても、正しい歩き方や、姿勢、歩く速さなど
ポイントがたくさんあります。
せっかく歩くのでしたら、正しい姿勢でかっこよくスムーズに歩き、
効果を高めましょう!!
ウォーキングには、健康に良いとされる効果がたくさんあります。
【健康効果】
①心肺機能の向上
②下肢筋力の向上
③体脂肪の減少
④高血糖の減少
⑤脂質異常症の改善
⑥高血圧の改善
⑦ストレスの解消
【正しい歩き方】
①背筋を伸ばして人に見られているような意識を持つ
②日常生活より少し早めに歩く
③日常生活での歩行より少し大股を心がける
写真のように、正しい姿勢は、猫背にならないように背筋を
ピンと伸ばします。
頭の上から紐で引っ張られているようなイメージで、
下腹部やお尻に少し力を入れるように意識しましょう。
【歩く速さ】
高齢者の方の場合、週に2~4回。
30分~1時間ほどの時間を1Kmあたり8~15分ほどの速さで
歩くのが一般的に推奨されています。
【レベルアップ】
正しい歩き方が分ってきた方や余裕のある方は、歩く時間を長くしたり、
歩幅をさらに広げたりしましょう。
歩く時間が長ければ長いほど脂肪燃焼や体力増強、
爽快感や達成感も高められます。
ただし、その分、怪我をするリスクは高まりますので、
無理をしないように十分注意して行っていきましょう!!
是非、歩く時、正しい歩き方を意識して歩いてみて下さい!
2018.01.29
安全な入浴方法
公開日:2018.01.29
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「安全な入浴方法」についてです。
入浴は、一日の間に身体についた汗や汚れを洗い流すことで
身体を清潔に保ち、お湯につかることで副交感神経が優位になり、
リラックス効果も期待できます。
しかし近年、高齢者の入浴中の事故が増加しています。
そこで、今回は入浴中の事故原因と、それにともなう入浴時の注意点を
ご説明します。
入浴中の事故原因で一番多いのが「意識障害」です。
入浴中に意識が飛び、浴槽内でおぼれてしまうケースが増えています。
温熱作用による血流の増加と体にかかる水圧による
血圧の上昇により、高齢者の体に負担がかかる状態になります。
これにより、失神やめまいが起こり、意識障害による
事故につながってしまいます。
未然に防ぐためには、湯船の温度を38~40度にし、
入浴時間は10分前後にしましょう。
心臓に負担がかからないようにするには、半身浴がおすすめです。
長湯が好きな方の場合でも、家族で声をかけ、
様子を必ず伺うようにしましょう。
また、寒い脱衣所と暑い浴室の出入りによって血圧が変動し、
脳梗塞や心筋梗塞に陥りやすい「ヒートショック」も増加しています。
ヒートショックについては、こちらをご覧ください。
そして、浴室内は非常に滑りやすいため、浴室に入る際や
浴槽から出る際などに転倒してしまい、事故につながる場合があります。
特に高齢者にとっては骨折などの大怪我につながる可能性もあります。
転倒防止のため、浴室の床や浴槽内は滑り止めを付け、
浴槽の出入りのために手すりを設置するとよいでしょう。
また、浴室と脱衣所の間に段差がある場合は、
スノコを置いて段差をなくすと躓きにくくなります。
以上のポイントを踏まえつつ、注意喚起を促すことで、
高齢者の入浴事故を防ぐことができます。
寒さが厳しくなったこの時期に、安全に、
そして安心して入浴時間を楽しめるよう
注意してみてください。
2018.01.26
からだの冷え予防・解消運動
公開日:2018.01.26
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは
「からだの冷え予防・解消運動」についてです。
寒い日が続いておりますが、みなさんの体調はいかがでしょうか?
からだの冷えは体調を崩す原因にもなります。
また血流が滞り、浮腫みや肩こりがひどくなることも。
寒い冬を乗り切るためにどこでもできる簡単なストレッチや運動を
ご紹介します。
〈血行を良くするストレッチ&運動〉
●足首回し
足指の間に手指を入れて回すと指先まで血行促進
●腿裏ストレッチ
つま先を上げて伸ばすとより効果的
●かかとつま先上げ運動
つま先・かかとを交互に動かしましょう
●手首伸ばし
肘を伸ばして行うことでより筋肉が伸びます
※ストレッチは気持ちいと感じるくらいの強さで
5秒~10秒程度伸ばしましょう。
朝起きたタイミングや夜寝る前のタイミングで
いつでもどこでも行って頂いて構いません。
血行を良くして身体の内側から温かく過ごしていきましょう。
2018.01.24
一緒に食べて効率アップ!
公開日:2018.01.24
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは
『一緒に食べて効率アップ!』です。
「食べ合わせが良い」とは、複数の食材を一緒にとることで、
食材のもつパワーをより引き立たせる、効果があるものを 言います。
組み合わせる食材の相乗効果を知り、 食材のもつ栄養を
効率よく身体にとりこみましょう。
《 納豆 + ネギ 》
納豆にはビタミンB群が多く含まれています。
ネギは、ビタミンB群の吸収を高めてくれます。
=疲労回復・夏バテ予防
《 あさり + パセリ 》
あさりには鉄分の 他に銅が含まれて おり、
体内の鉄分 を引き出す作用 もあります。
パセリにはビタミンC と鉄分が豊富です。
その他、食物繊維 も多くあります。
=一緒に摂ると鉄分の吸収率がUP!
《 豆腐 + かつお節 》
豆腐には、タンパク質・カルシウムが豊富に含まれています。
かつお節に含まれるビタミンDがカルシウムの吸収率を高めます。
= 骨や歯の健康を保つ!
《 にんにく + 卵黄 》
香り成分【アリシン】が含まれており、免疫力を強化する働きがあります。
卵黄に含まれるビタミンEには抗酸化作用があります。
=血管や肌の老化を防止!
せっかく食べるのであれば、少しでも効率良く、
栄養を身体に取り込みたいものです。
ちょっとした意識で相乗効果もアップします。
2018.01.22
片麻痺のポジショニング
公開日:2018.01.22
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは
クッションを使った臥位姿勢のポジショニング(良い姿勢)
についてです。
脳卒中による片麻痺があると身体の感覚が分かりづらいため
左右のバランスをうまくとることができず不安定となります。
そのためどうにか身体を安定させようとして、
支持面(身体がバランスをとるために接している面のこと。
ベッドや布団、椅子の背もたれ)に体を押し付け、
筋の過剰な活動をおこしています。
この状態が長く続くと、筋肉や関節周囲の組織が固まって関節可能制限に
つながってしまいます。
これを改善するためにはクッションやタオルなどを使用して、
以下のような姿勢を保つことが大切です。
例えば右片麻痺の場合…
●仰向け
〈上肢〉
肩を90度程度開き、肘を90度曲げて、前腕を軽く回内させる。
〈下肢〉
麻痺側の足が外旋(膝が外側に向く)しないようにする
●横向き
〈上肢〉
●麻痺側が上になるように横向きになる
●胸の前にクッションを置き、肩を軽く曲げ、
肘を90度曲げた状態で乗せる
●肩甲骨をしっかり外側に開く
〈下肢〉
●麻痺側が上になるように横向きになる
●股関節、膝関節を90度曲げる
●足首は反ったり、下がったりせず90度にする
●膝が下を向いたり、上を向いたりせず、正面を向くようにする