2018.05.11
身体と日光の関係
公開日:2018.05.11
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「身体と日光の関係」についてです。
皆さんは普段、お散歩など行われておりますか?
それとも、家の中で過ごされることが多いですか?
外に出ず家の中で過ごす時間が多いと、
日差しに当たる時間も短くなりますよね。
しかし、それは身体にとって悪影響を及ぼしかねません!
まず、日光には体内時計を正常にしてくれる効果があります。
朝、カーテンを閉め切っている方は、
明日からまずカーテンを開けて日光を浴びましょう!
きっと爽やかに目覚められると思います。
2つ目の効果は、うつ予防です。
日光を浴びることで「セロトニン」というホルモンが分泌されるので、
抗うつ効果があります。
3つ目の効果は、ビタミンDの増加です。
ビタミンDが増えると、カルシウムの吸収が高まるので、
歯や骨を強くする効果が期待できます。
外に出ることが億劫だな・・・と感じる方は、
まずは自宅の窓辺で日光浴を始めてみてはいかがでしょうか?
是非習慣化してみてください!
2018.05.09
体温調節能力の低下
公開日:2018.05.09
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「体温調節能力の低下」です。
人間は汗をかくことによって体温を下げるなどし、
体温を調節しています。
しかし加齢や運動不足などにより、
汗腺の機能が低下すると汗をかきにくく、汗の量も少なくなります。
それに伴い、体温調節能力も低下しやすくなります。
たとえばベタベタの汗。
若いころの汗はサラサラしていて乾きやすいのが特徴です。
ところが、汗腺の機能が弱ってうまく発汗できなくなると、
水分だけでなく血液中にふくまれるナトリウムなどのミネラルが
一緒に排出されてしまいます。
それがベタベタの主な原因ですが、
ミネラルをふくむ汗は乾きにくいため、
いつまでも不快で汗臭く感じ、
乾きにくい汗だとからだをうまく冷やすこともできません。
また汗をかかないからという理由で
数日間お風呂に入らない高齢者が大変多いです。
そうすると皮脂が体の表面をおおって更に汗をかき辛くなります。
その結果、体は汗をかくことにより体温を下げることができずに、
どんどん体温が上昇していき熱中症の原因にも繋がります。
〈熱中症を予防するには〉
こまめな水分補給を
高齢者にはあまり水を飲みたがらない人がいます。
周囲の人も気をつけ、いつでも水分を補給できるようにしてあげましょう。
汗をかくほど暑いときは、
スポーツドリンクを水で薄めたもので塩分も補給したほうがいいでしょう。
軽い運動で発汗機能を高める
私たちの身体には約200万個~500万個もの汗腺がありますが、
通常働くのは半数程度です。
汗を出す汗腺を「能動汗腺」といいますが、
その数は幼児期にほぼ決まってしまい、
増加することはありません。
そのため汗を上手にかくには、もともとある能動汗腺の働きを改善し
発汗機能を高める事が大切です。
発汗機能を高めるもっとも良い方法は、軽い運動を続けること。
とくに有酸素運動をすると、手足など末端の血行もよくなり、
自然に発汗をうながすことができます。
肌が汗ばむ程度を目標に、
ウォーキングや自転車こぎのような軽い運動をします。
無理をせず、最初は近所へ買い物がてらの
10分程度のウォーキングでもいいので続けましょう。
体温がゆるやかに上昇し、汗が少しずつ出る運動を続けることで、
能動汗腺が刺激されます。
ただし暑い季節には炎天下での運動は厳禁です。
早朝か夕方~夜間にかけて運動をしましょう。
運動時には、少量ずつでもミネラルが失われるので、
かならずスポーツドリンクなどミネラルを含む
水分を補給してください。
少しでも長く快適な生活を送れるよう、
水分補給と発汗を心掛けていきましょう。
2018.05.07
梅雨時期の家での過ごし方
公開日:2018.05.07
おはようございます。
本日、デイサービスジョイリハがご紹介するのは、
「梅雨時期の家での過ごし方」についてです。
梅雨時期は体調不良や精神的な疲れが出やすい季節だそうです。
高齢者にとって特に気をつけなければいけないのが、『体力消耗』。
高温多湿の場所は、一定の体温に保とうと汗を大量にかくことで、
エネルギーをいつ も以上に消費してしまい身体に負担がかかるため、
体力消耗が激しい場所になります。
家の中でどこが一番梅雨時期に危ないのか。
それは、『浴室』と『脱衣所』です!
換気をしたり、長時間その場所に留まらないように注意しましょう!
また、雨が何日も続いたりすると外出機会や運動機会が
減ってしまうこともあると思います。
家の中でも階段の昇り降りや腿上げ運動にスクワット運動等
気軽に出来る運動はたくさんあります!
梅雨の時期まで、まだ期間もありますので
本格的に梅雨になる前に体力と筋力を養い、
準備を整えましょう!!
2018.05.04
梅雨に気をつける食中毒予防
公開日:2018.05.04
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「梅雨に気をつける食中毒予防」についてです。
6月頃から本格的に「梅雨」の時期はスタートします。
梅雨は細菌の絶好の繁殖時期ですので、
梅雨場は食中毒が非常に発生しやすいです。
【発生しやすい細菌は・・・】
① O-157
② サルモネラ菌
③ 黄色ブドウ菌
④ カンピロバクター
【対策として】
食器類や食器を洗うスポンジ、さらに多くの人が触る便器やドアノブなども
アルコールスプレーを徹底する。
また、生ものを食べるのは控え、しっかり加熱処理をする。
特に低温・密封の食材保存をするように心がける。
手についた細菌を手洗いをして落とす。
ぜひ、皆さんで予防を徹底していきましょう!!
2018.05.02
第二の心臓について
公開日:2018.05.02
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは
「第二の心臓」についてです。
もう少しすると沖縄などの梅雨入りのニュースを耳にすることでしょう。
梅雨入りすると外出機会もグッと減ってしまうことが予想されます。
そこで今回はおうちで出来る「第二の心臓」と呼ばれる部分の簡単な運動を
ご紹介します。
【第二の心臓?】
心臓とは全身に血液を送り出すためのポンプですね。
血液は動脈を通って脳や腕、脚などに送られ、静脈を通り心臓に戻ります。
心臓の高さと同じか、高い所に送られた血液は
重力の影響で心臓に戻りやすいのですが、
心臓より低い位置に送られた血液は戻りにくくなっています。
ここで活躍するのが「第二の心臓」です。筋肉の名前で言うと
「下腿三頭筋(ヒラメ筋・腓腹筋)」となり、
この筋肉が血液を心臓に戻すためのポンプになってくれます。
※参考URL:https://www.google.co.jp/amp/katamahino-ayumi.blog.so-net.ne.jp/2016-12-05%3Famp%3D1
また、心臓と同じように下腿三頭筋の中を通る静脈の内側には
逆流防止弁が備えられ、この弁によって押し上げられた血液が
末梢部分に戻らない仕組みになっています。
【下肢静脈瘤】
この言葉、聞いたことはありますか?
これは足の血管がふくれてこぶの様になる病気のことで、
原因としては静脈の弁が壊れてきちんと閉まらなくなり
下流の静脈に血液が溜まったことで起こります。
症状としてはふくらはぎのだるさや痛み、足のむくみなどです。
※参考画像URL:http://www.kekkangeka.com/sp/kashi/
【予防方法は?】
下流の静脈に血液を滞留させず心臓に戻し続けることで予防できます。
具体的には「歩くこと」、更に言うならば
「大股で」「踵着地を意識して」歩くことです。
ですが、様々な理由で歩くことが難しい方もいらっしゃいますので、
おうちで出来る簡単な運動をご紹介します!!
【おうちで出来る簡単な運動】
① スタンディングカーフレイズ
※参考画像URL:http://www.lact-supple.com/glucosamine/exercise/09.shtml
簡単に言うと「立位でのかかと上げ運動」です。
どこか安定したつかまれるところでゆっくり踵を上げ下げする動作。
無理なく出来る範囲で
“回数”や“時間”などの目安を設定して行ってみてください。
ちなみに1分間で25回できるぐらいの速さで大丈夫です。
② シーテッドカーフレイズ
※参考画像URL:http://recrea.jp/reading/archives/3343
こちらは「座位でのかかと上げ運動」です。
立って行うことが難しい方はこの方法で行ってみてください。
運動速度は①と同じです。
目安の回数や時間もご自身で調整してください。
少し負荷が足りないと思われる方は膝の上に手を置いて、
踵を持ち上げる際に膝を押し付けて行ってください。