2018.08.24
骨のしくみと役割
公開日:2018.08.24
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「骨のしくみと役割」についてです。
実は骨は生きています。
実際は、骨の中には細い血管があり、骨の細胞が活動しています。
怪我で骨折して元通りになるのも
骨の細胞が新しい骨を作っているおかげです。
では骨とは何でしょうか?
骨はカルシウムだけで作られているのではありません。
もちろんカルシウムもありますが、コラーゲンからもできています。
コラーゲンを芯にしてカルシウムをくっつけて
新しい骨を作っています。
では骨の役割は何でしょうか?
骨には2つの役割があります。
①体を支える役割(骨格)
自分の体重に負けず、
地上で生活が行えているのは骨格のおかげです。
②カルシウムの貯蔵庫としての役割
カルシウムは血中にもあり、骨にも蓄えられています。
カルシウムの濃度は常に一定に保たれる必要があります。
不足すると骨から溶かし出され、身体の各組織へと運ばれていきます。
骨が強くなると・・・
★体重を支える力が強くなる
★歩く時にふらつかない
といった効果があります。
次回はそんな骨を丈夫にする
「食べ物」についてです。
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2018.08.22
人の骨について
公開日:2018.08.22
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「人の骨」についてです。
人にはいくつかの骨があり、骨がある事によって、
体を動かすことができます。
それでは、一体人にはいくつの骨があると思いますか?
正解は
概ね206個
こんなにあるなんてビックリですね。
では、ざっくりとした内訳はというと
●頭蓋骨⇒23個
●脊椎骨⇒26個
●胸骨⇒1個
●肋骨⇒12×2=24個
●上肢骨⇒32×2=64個
●下肢骨⇒31×2=62個
●その他⇒6個
です。
子どもと成人とでは骨の数が違うのでしょうか?
実は、子どもは大人よりも骨の数が多いのです。
子どもの骨は生まれたばかりの赤ちゃんで約305個と言われています。
なぜかというと体の成長をしやすくする為で、体の成長の過程で骨はくっついていきます。
成人してからの骨の数は基本的に変わりないので、大切にしましょう。
生活習慣、主に食事・運動でより骨を強くすることができます。
日頃から意識してみましょう。
次回は「骨のしくみと役割」についてです。
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2018.08.20
高齢者の骨折
公開日:2018.08.20
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「高齢者の骨折」についてです。
今回は、高齢者が特に気を付けなければならない骨折について説明します。
骨折しやすい部位は知っていますか?
前回の記事では骨粗鬆症によって骨折しやすい部位について
書きましたが、今回はそもそも骨折しやすい部についてです。
骨折しやすい4つの部位
高齢になるとつまずいたり、人にぶつかったりした時に
体のバランスが崩れて転倒し、骨折することがあります。
骨折をしやすい部位の中でも、大腿骨あたりの骨折は生活の質を
著しく低下させる原因になります。
手術するまでは寝たきりになり、自由に動けない状態が続きます。
高齢者の骨折の症状としては・・・
●痺れ
●疼痛
●皮下出血、腫脹
以上3つが挙げられます。
高齢者は転倒による骨折が多いです。
骨折することで様々な支障をきたすので、今日はそんな骨折を
予防するための心得を紹介します。
☆転倒を予防する5つの心得☆
1.身体をしっかりと意識して動かす
2.歩く際に、足を上げて歩くと転倒の半分は防げる
3.ストレッチ、筋力トレーニング、
バランストレーニング、足指運動を行う
4.安全な住まいづくり
(例)床にものを落かない
手すりをつけるなど
5.無理なく楽しく運動を続ける
以上、5つの心得を意識し自分自身で転倒の予防をしていきましょう。
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2018.08.17
骨粗鬆症
公開日:2018.08.17
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「骨粗鬆症」についてです。
みなさん、よく耳にする疾患だと思いますが、
一体どのような疾患なのでしょうか。
骨粗鬆症とは、骨が弱くなり骨折しやすくなる病気です。
●年齢と共に骨粗鬆症になる可能性は高くなる。
その原因として体内でのカルシウムの吸収の低下、
運動量、食事量の低下が考えられます。
これらによって骨密度が減少してしまいます。
☆加齢と共に生じる生理的な変化はある程度
やむを得ませんが
早い段階から食事や運動に気を配る事で
骨密度の減少を抑える事ができます。
●骨粗鬆症により折れやすい部位
①背中
②足の付け根
③手首
④腕の付け根
特に高齢者に多いのが圧迫骨折です。
圧迫骨折とは背骨が体の重みで押しつぶれてしまうことで、
連鎖的な骨折に繋がるため早期発見早期治療が必要です。
まずは今の食生活、運動習慣を見直すところから始めていきましょう。
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2018.08.15
夏の注意点⑤~熱中症編~
公開日:2018.08.15
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「夏に注意する熱中症」についてです。
夏に注意する症状として、今回が最後となります。
最後となる第5回目は、熱中症に関してです。
熱中症とは、気温が高いなどにより、
体の中に水分や塩分(ナトリウム)のバランスが崩れたり、
身体の調節機能正常に働かなくなることによって
体に様々な症状を引き起こす病気です。
まず、熱中症になるメカニズムを簡単に説明します。
正常時は・・・
①体内で熱が作られる
②運動や暑さによって体温が上昇
③汗が蒸発したり、皮膚の温度が上昇したりすることで
熱が逃げていく
④③によって体温が調整される
となっています。
反対に異常時は、体の調節機能が正常に働かなくなり、
上記の③がうまくできないため、体温が体の中にこもってしまい、
熱中症になってしまいます。
次に熱中症の予防についてです。
①暑さに負けない体作り
睡眠が不足して、栄養のバランスが偏らないように注意してください。
②室温と湿度の調整
年齢を重ねた方だとクーラーが苦手だったり、
体の体温の上昇に気づかなかったりします。
なので、エアコンを使った室内の調整は絶対に必要です。
③外に出る際には水分を持ち歩く
いつでも水分と塩分を補給できるように
スポーツドリンクを持ち歩きましょう。
では、実際に熱中症なった時にどんな症状がでるのかというと
●めまい
●からだのだるさ
●吐き気
●筋肉のけいれん
などが挙げられます。
最後に熱中症になってしまった時の対応についてです。
①重症と感じた場合には救急車を呼ぶのが1番
②屋外など暑い場所の場合には、
クーラーの効いた室内や車の中などに移動
③衣服を脱がして体温を下げる
また可能であれば、保冷剤で首筋・わき・足の付け根など冷やす
④水分・塩分を摂取する
スポーツドリンクなど飲ませるのが良いですが、
意識がなかったり、嘔吐などしている場合には
気道に入る恐れがあるため注意が必要です。
皆さん、熱中症には充分気をつけてください。