2015.11.20
脳卒中の方の運動療法
公開日:2015.11.20
本日は脳卒中の症状のうち、
ほとんどの方に当てはまる運動麻痺(片マヒ)に対するご自宅でできる運動を
ご紹介します!
①ご自分の意思で動かせない、もしくは動かしにくい方
→筋肉や関節が固まらないようにすることが重要です。
ストレッチの運動がおすすめです。
②ご自分の意思で動かせるが力が入りにくい方
→軽い筋力トレーニングがおすすめです。
ご自宅でできるストレッチや軽い筋力トレーニングの具体的な方法は
これからご紹介していきますので、そちらを参考にしてみてください!
また、脳卒中を予防するためには有酸素運動が効果的です。
ウォーキング、軽いジョギング、スイミングなどですね!
運動をする習慣がある人に比べて、運動をする習慣がない人は脳卒中になる
確率が4割も高いと言われています。
有酸素運動には血圧を下げる、内臓脂肪を減らす、
血糖値を下げるなどの効果があります。
健康診断などで気になる方は、生活の中に少しずつ運動を
取り入れてみてください(^^)
2015.11.18
脳卒中の症状について
公開日:2015.11.18
前回の記事で紹介したように、
脳卒中とは脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの総称です。
損傷部位など人により症状は様々ですので、
全てが起こるわけではありません。
【脳卒中ではどのような症状が出る?】
・手足のしびれや体の半身の感覚が鈍くなる(感覚障害)
・手足の片側に力が入らない(片麻痺)
・ろれつが回らない、上手く発話ができない(言語・構音障害)
・視野が半分見えない、片目が見えない(視野障害)
・顔の表情がゆがむ(顔面神経麻痺)
等が挙げられます。その他にも脳の損傷した部位によって
意識障害や歩行障害、呼吸異常や麻痺が体の片側ではなく両側に麻痺が
起こることもあります。
様々な症状が起こる脳卒中ですが、
発作が起こる前にある前兆を見逃さないことが大切です。
【どのような前兆がある?】
・頭痛 ・吐き気 ・めまい ・耳鳴り
・しびれや脱力感 ・ろれつが回らない
・物が見えにくい ・物忘れ
・片側の手が動かない ・足のもつれ
上記のような疑わしい症状が出た場合は、
早めに受診されることをお勧めします。
今回ご紹介したものが全てではありませんが、
参考にしていただければと思います。
次回は、脳卒中の方へお勧めする運動をご紹介していきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
2015.11.16
脳梗塞や脳出血による片麻痺について
公開日:2015.11.16
本日より、ジョイリハの運動内容や病気について定期的にお届けしたいと
思います。
どうぞよろしくお願い致します。
はじめに、
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳卒中と呼ばれている
病気についてです。
脳卒中では、特にその後遺症による
「片麻痺」
という身体が動かしにくくなる症状が現れます。