2018.12.07
寒い時期の高血圧予防
公開日:2018.12.07
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「寒い時期の高血圧予防」についてです。
前回、この時期高血圧の方は特に注意が必要という話しをしましたが、
今日はそのことについてもう少し詳しく書いていきます。
【1】そもそも高血圧だとどうなるのか ?
血圧が高い状態が続くと血管がもろくなったり、動脈硬化の進行が早まったり
することで「心筋梗塞」「狭心症」などの虚血性心臓病の発症頻度が高くなる
ことが知られています。
また、高血圧によって心臓が肥大することもあります。
心臓が肥大することで全身に血液を送り出すポンプの作用が次第に弱くなり、
心不全を起こしやすくなります。
【2】高血圧を予防するためには?
1.塩分の取りすぎに注意
薄い味付けを心がけましょう!
麺類の汁は残し、加工食品やインスタント食品の摂取は
できるだけ控えましょう。
2.肥満を防ぐ
肥満は高血圧の進行を助長します。肥満の人は減量に努めましょう。
3.ストレス解消
多忙な生活や精神的な緊張の連続は血圧に悪影響を及ぼします。
できるだけ息抜きをするよう心がけ、睡眠を十分にとりましょう。
4.適度な運動
ウォーキングなどの適度な運動は血圧を下げる効果があります。
日ごろから適度な運動に心がけましょう。
5.たばこやお酒は控えめに
喫煙や過度な飲酒は血圧を上げ、動脈硬化を促進したり
血管に負担をかけますので控えましょう。
以上の5つのことに対して「わかっている」という項目がほとんどかと
思いますが、意識してやるかやらないかで変わってきます。
できることから意識してコツコツと取り組んでみてください。
次回は「風邪予防の食べ物」についてです。
★街いちばんの元気な場所へ。
私たちジョイリハの使命は、高齢化の進む地域社会において、
心と身体の「健康」をサポートすること。
1日3時間という短時間のリハビリ習慣を通じて、
これからも、人々の「元気」を生み出してまいります。
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2018.12.05
寒い時期の健康管理
公開日:2018.12.05
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「寒い時期の健康管理」についてです。
日に日に寒さが増してきましたが、みなさんは風邪など引かないように
この時期注意していることはありますか?
風邪などはもちろんですが、この時期は血圧が高めの人はより注意が
必要です!!!
寒くなると、私たちのからだは体温を逃がさないように血管が収縮するので
血圧が上がりやすくなります。
血圧が高めの人は、寒さを感じたり冷たい水などに触れたりした時などは
血圧がさらに高くなり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす恐れがありますので
次のような状況では特に注意が必要です。
①寒い屋外に出たとき
②暖かい部屋からトイレや脱衣所など寒い場所へ移動したとき
③熱いお風呂に入ったとき
④夜間トイレに起きたときや早朝に起きたとき
などです。
これからの時期、本当に注意が必要なことばかりですので、
ご自身での体調管理も気をつけながら寒い冬場も元気に
過ごしていきましょう!!
次回は「寒い時期の高血圧予防」についてです。
★街いちばんの元気な場所へ。
私たちジョイリハの使命は、高齢化の進む地域社会において、
心と身体の「健康」をサポートすること。
1日3時間という短時間のリハビリ習慣を通じて、
これからも、人々の「元気」を生み出してまいります。
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2018.12.03
膝関節の働き
公開日:2018.12.03
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「膝関節の働き」についてです。
「膝関節」とは膝にある関節で、
「すねの骨」「太ももの骨」「膝のお皿」の
骨が組み合わさってできており、歩行や歩行時の方向転換、
立ち座りなどの動作を行っています。
膝は体の関節でもっとも大きな重荷を受ける関節で、
歩いたり走ったりすると膝には5~7倍の力が加わります。
膝は、まさに二足歩行を支えている関節なのです。
年を重ねるにつれ筋肉の衰えや膝の軟骨がすり減り、
膝まわりに痛みが出やすくなります。痛いからと膝を
動かさないでいると太ももの筋力も低下し、関節の動きが
悪くなるため少しずつでも動かしたほうがいいです。
では、ご自宅でできるおすすめの運動を紹介します。
<膝の伸展運動>
①椅子に深く腰掛け、片足をゆっくりと時間をかけて水平に膝を伸ばします。
②膝を伸ばしたままを5秒間維持し、ゆっくりとおろします。
※左右どちらも行いましょう。
とても簡単でテレビを見ながらでも実施できますので、膝の痛みが気になる方
もしくは膝に痛みが出る前に予防したい方は是非実践してみてください。
次回は「寒い時期の健康管理」についてです。
★街いちばんの元気な場所へ。
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心と身体の「健康」をサポートすること。
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2018.11.30
足関節の働き
公開日:2018.11.30
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「足関節の働き」についてです。
人間のくるぶしから先には26個の骨があり、一つ一つが靭帯や筋肉、
腱などで支持され、荷重による強い衝撃にも耐えられる頑丈な構造を
しています。そして様々な方向にグルグルと滑らかに動かすことが
できます。
人は足関節と股関節をうまく使ってバランスをとります。
若い人は少しバランスが崩れた時には足首の動きでバランスをとって
姿勢を維持し、大きくバランスが崩れた時には股関節の動きでバランスを
とります。
ところが高齢者の多くは股関節の動きを使ってバランスをとる傾向に
あります。高齢者は若い人ほど筋力がないので、足首の周りに力を
入れてバランスをとろうとしても上手くいかず、自然と股関節でバランスを
とろうとします。
しかし、股関節は足関節に比べて素早い対応が難しく、重心位置の
調整が遅れてしまうため、高齢者は若い人であれば転倒しないような
わずかなバランス崩れにも対応できず、転倒に繋がってしまいます。
転倒を予防するためには、太ももやお尻などにある大きな筋肉を
鍛えることも大切ですが、足首周辺の筋肉を素早くそして力強く
働かせることも必要です。
そこで本日は足首周囲の筋力を刺激することができる運動を
5つ紹介します。
◆片足立ち
①手すりに掴まり、片足を上げた状態で立位を保つ
②反対脚も同様に行う
※余裕がある方は、転倒に注意しながら手すりに掴まる手を
緩めてみましょう。
◆バランスディスク
①手すりもしくは何か掴まれるところのそばにバランスディスクや
厚手のクッションなどを床に置く
②手すりなどを持ちながらバランスディスクや厚手のクッションなどの
上に両足で乗り、立位を保持する
※足元が不安定なので足首に力を入れてバランスを崩さないように
調節しましょう。
◆つま先上げと踵上げ
①踵を床につけた状態で足首を動かしてつま先を上に向ける
②元に戻す
③つま先を床につけた状態で踵をゆっくりあげる
④元に戻す
※①~④を繰り返します。
立位・座位どちらでも実施できますが、立位の方が強度は強いです。
◆足指じゃんけん
①靴下を脱ぐ
②足指を「グー・チョキ・パー」と動かす
◆タオルギャザー
①靴下を脱いでイスに座り、薄めのタオルを床に敷く
②タオルの上に片足を乗せる
③踵をつけたまま、足の指を使ってタオルをたぐりよせる
※親指だけでなく、足の指全体を使えるように意識して行う
足首周りの筋肉をしっかりと働かせることで、足首でバランスを取る際に
姿勢を安定させることができます。人間は平均的には60kgの体重を
乗せ、2本の足で立って歩行し、一生に地球の周囲を4~5回も歩き
回ると言われています。そのためか老化はまず足から始まります。
いつまでも自分の足で歩き続けられるように、是非足首の運動を
心がけてみてください。
次回は「膝関節」についてです。
★街いちばんの元気な場所へ。
私たちジョイリハの使命は、高齢化の進む地域社会において、
心と身体の「健康」をサポートすること。
1日3時間という短時間のリハビリ習慣を通じて、
これからも、人々の「元気」を生み出してまいります。
デイサービス(通所介護)ジョイリハの情報はこちら
2018.11.28
肩関節の仕組みと病気
公開日:2018.11.28
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「肩関節の仕組み・病気」についてです。
皆さんは肩関節に痛みを感じることはありますか?
肩関節の痛みの原因として・・・
・関節が炎症を起こしてしまう「関節炎」
・関節を動かす腱板(けんばん)の損傷
が挙げられます。
では、なぜ「炎症」や「腱板の損傷」が起きてしまうのでしょうか?
まずは肩関節の仕組みや働きを知り、痛みの原因を理解してみましょう!
肩関節はボールのような部分とボールを受ける皿のような部分で
できています。
(参照元:羊が丘病院HPより)
肩関節のボール部分は上腕骨頭(じょうわんこっとう)と言われと呼ばれ、
上腕骨の一部です。
お皿の部分は関節窩(かんせつか)と呼ばれ、肩甲骨の一部です。
上腕骨頭(ボール部分)は関節窩(お皿部分)を引き寄せられており、
肩を動かすと2つの骨がこすれ合います。
この関節の周囲にある軟骨・筋肉・腱がこの関節を支えて安定性を保ち、
肩関節を動きやすくしてくれています。そのため非常に負担がかかり
やすくなっています。
肩関節の代表的な病気の1つとして変形性肩関節症があります。
初期の変形性肩関節症には保存的治療(手術をしない治療)を行います。
すぐに取り組めるものとして・・・
●関節を動かす練習(関節可動域訓練)
●肩のストレッチ
●筋力強化訓練などの運動療法(リハビリ)
を適切に行うことにより痛みを軽減させることが可能ですので、
是非お試しください。