2015.11.18
脳卒中の症状について
公開日:2015.11.18
前回の記事で紹介したように、
脳卒中とは脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの総称です。
損傷部位など人により症状は様々ですので、
全てが起こるわけではありません。
【脳卒中ではどのような症状が出る?】
・手足のしびれや体の半身の感覚が鈍くなる(感覚障害)
・手足の片側に力が入らない(片麻痺)
・ろれつが回らない、上手く発話ができない(言語・構音障害)
・視野が半分見えない、片目が見えない(視野障害)
・顔の表情がゆがむ(顔面神経麻痺)
等が挙げられます。その他にも脳の損傷した部位によって
意識障害や歩行障害、呼吸異常や麻痺が体の片側ではなく両側に麻痺が
起こることもあります。
様々な症状が起こる脳卒中ですが、
発作が起こる前にある前兆を見逃さないことが大切です。
【どのような前兆がある?】
・頭痛 ・吐き気 ・めまい ・耳鳴り
・しびれや脱力感 ・ろれつが回らない
・物が見えにくい ・物忘れ
・片側の手が動かない ・足のもつれ
上記のような疑わしい症状が出た場合は、
早めに受診されることをお勧めします。
今回ご紹介したものが全てではありませんが、
参考にしていただければと思います。
次回は、脳卒中の方へお勧めする運動をご紹介していきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
