2018.08.15
夏の注意点⑤~熱中症編~
公開日:2018.08.15
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「夏に注意する熱中症」についてです。
夏に注意する症状として、今回が最後となります。
最後となる第5回目は、熱中症に関してです。
熱中症とは、気温が高いなどにより、
体の中に水分や塩分(ナトリウム)のバランスが崩れたり、
身体の調節機能正常に働かなくなることによって
体に様々な症状を引き起こす病気です。
まず、熱中症になるメカニズムを簡単に説明します。
正常時は・・・
①体内で熱が作られる
②運動や暑さによって体温が上昇
③汗が蒸発したり、皮膚の温度が上昇したりすることで
熱が逃げていく
④③によって体温が調整される
となっています。
反対に異常時は、体の調節機能が正常に働かなくなり、
上記の③がうまくできないため、体温が体の中にこもってしまい、
熱中症になってしまいます。
次に熱中症の予防についてです。
①暑さに負けない体作り
睡眠が不足して、栄養のバランスが偏らないように注意してください。
②室温と湿度の調整
年齢を重ねた方だとクーラーが苦手だったり、
体の体温の上昇に気づかなかったりします。
なので、エアコンを使った室内の調整は絶対に必要です。
③外に出る際には水分を持ち歩く
いつでも水分と塩分を補給できるように
スポーツドリンクを持ち歩きましょう。
では、実際に熱中症なった時にどんな症状がでるのかというと
●めまい
●からだのだるさ
●吐き気
●筋肉のけいれん
などが挙げられます。
最後に熱中症になってしまった時の対応についてです。
①重症と感じた場合には救急車を呼ぶのが1番
②屋外など暑い場所の場合には、
クーラーの効いた室内や車の中などに移動
③衣服を脱がして体温を下げる
また可能であれば、保冷剤で首筋・わき・足の付け根など冷やす
④水分・塩分を摂取する
スポーツドリンクなど飲ませるのが良いですが、
意識がなかったり、嘔吐などしている場合には
気道に入る恐れがあるため注意が必要です。
皆さん、熱中症には充分気をつけてください。