2015.11.30
変形性膝関節症の運動
公開日:2015.11.30
おはようございます。
本日は変形性膝関節症(OA)の運動についてです。
今回は恐らくどこのご家庭にもある 、「タオル」を使って行う運動を
ご紹介します。
変形性膝関節症の運動のポイントは2点です
① 膝まわりの筋力の低下を防ぐ。
② 膝まわりの動きをよくする。
①の「筋力低下を防ぐ」というのは何となくイメージがつくと思います。
筋力が低下するとより変形が進みやすくなり関節症の悪化を招きます。
しかし、過度な運動は禁物です。
負荷は軽めで構いませんので、痛みのない範囲で行っていきましょう。
続いて②の「膝まわりの動きを良くする」です。
痛みが出ると関節を動かす機会が減ります。
それによりより関節が固まってしまう。
さらに動かなくなってしまう・・・・。
という悪循環につながってしまいます。
定期的に関節を動かす機会を持ち、関節の動きを維持することが重要です。
また、これは歩きにくさの軽減にもつながります。
それでは、おすすめの運動をご紹介します。
下図のように丸めたタオルを膝の裏に置き、そのタオルを膝裏で地面に
押し付けます。
腿の「大腿四頭筋」という筋肉を使っています。
人体の中で一番大きく、膝を支える働きをもつ大切な筋肉です。
簡単に出来る運動なので是非行ってみてください。
簡単なことでも続けることが大切です。