2016.12.23
高齢者の入浴効果
公開日:2016.12.23
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは
「高齢者の入浴の効果」についてです。
だんだんと気温が寒くなり、お風呂にゆっくり浸かる方も多いのでは
ないでしょうか?
高齢者の入浴にはさまざまな効果があります。
①清潔を保つ
高齢者にとって皮膚を清潔に保つことはとても大切です。
雑菌の繁殖を招く汗などの老廃物を流し、床ずれやかぶれを防ぎます。
②新陳代謝の促進
洗身や洗髪で刺激を与え湯船で体を温めると血行が良くなります。
冷え性や血行不良、運動不足や疾患で関節がこわばっている方にとっては
入浴が手軽な解決法になります。
③安眠効果
活動量が落ちた高齢者にとっては入浴も一つの運動です。
血行が良くなり発汗すると心地よい疲れが訪れ、副交感神経が刺激され
自然な眠りに付く事ができます。
④リラックス、気分転換
食事と同様に入浴も高齢者にとって大きな気分転換であり
楽しみとなります。
湯船に浸かる開放感が全身をリラックスさせます。
しかし、高齢者の場合は冬場に特に入浴事故が発やすいと言われています。
浴室やお湯の温度、水圧の影響を受け心臓や血管に発作が起こり、
転倒や浴槽で溺れるなどの事故に繋がります。
体への負担を少なく入浴するには
ぬるめの38度〜39度のお湯で15分〜20分程度浸かるのが
良いでしょう。