2016.05.30
ALSの症状
公開日:2016.05.30
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハが紹介するのは、
『ALSの症状』についてです。
ALSを発症して最初にあらわれるのは次の2つの症状です。
①手足の筋肉が弱くなり、痩せ細る
ALSの患者のうち、約3/4が手足の動きの異常を感じて受診するそうです。
箸や重いものが持ちにくくなる、手や足が上がらなくなる、
躓きがふえる、筋肉がつっぱりやすいという自覚症状があらわれます。
②話しにくくなったり、食べ物を飲み込みにくくなる
(球麻痺)
舌や喉の筋肉の力が弱まることを球麻痺といいます。
ALS患者のうち約1/4が最初にこの症状があらわれて受診するそうです。
これらの症状が進むと、
③全身の筋力が弱くなる
筋力低下が進むと、次第に歩いたり、
自力で起き上がることができなくなります。
④呼吸障害
呼吸障害を行う筋肉が衰え、睡眠時に呼吸が浅くなり浅い眠りになります。
次第に仰向けでは呼吸ができなくなり、横向きか頭を高くしないと
眠れなくなり、さらに進行すると人工呼吸器の助けを借りなければ呼吸が
できなくなります。
動作や呼吸障害は進行しますが、意識や五感、知能は最後まで正常に
保たれています。
進行性の病気で、人工呼吸器を使わない場合は病気になってから2~5年で
死に至る場合が多いようです。
次回は、ALSの方におすすめの運動をご紹介します。
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