2018.07.27
誤嚥性肺炎と入れ歯
公開日:2018.07.27
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは
「誤嚥性肺炎と入れ歯」の関係についてです。
噛みにくい・飲み込みにくいと感じている入れ歯を使っている方は
いらっしゃいませんか?
噛みにくい・飲み込みにくいと感じている入れ歯を無理に使い
しっかりと食べ物を噛み砕けないうちに飲み込んでしまうと
食べ物が肺に流れ込んでしまい
誤嚥性肺炎になってしまうこと可能性があります。
誤嚥性肺炎とは
日本においては吸入性(きゅうにゅうせい)肺炎や誤飲(ごいん)性肺炎、
吸引(きゅういん)性肺炎と呼ばれているものです。
飲食物や胃の内容物が食道を逆流したものなどが誤って
気管や気管支に入り込んでしまい、
肺のなかで細菌が繁殖することにより炎症が生じ、
発症してしまう肺炎のことをいいます。
数ある肺炎のなかでも、吸入性肺炎は高齢者がかかりやすいのが特徴で、
高齢者に引き起こされる7割以上の肺炎は、誤嚥との関わりがあると
指摘されているほどです。
また、吸入性肺炎はいったんよくなったとしても、
再び引き起こされてしまうことが珍しくありません。
誤嚥性肺炎を繰り返すことにより薬の耐性を備えた菌が繁殖し、
治療効果を得ることができなくなった結果、命を落としてしまう高齢者もいます。
中には、痛みもなく口に合っているのに
入れ歯のせいで飲み込みがしにくい、という方も同様です。
「入れ歯は一度つくれば一生使える」
それは間違いです。
入れ歯をのせている歯茎や骨は、
年齢を重ねるごとに形が変わっていきます。
それにしたがって、入れ歯もどんどん合わなくなっていきます。
合わなかったり、入れ歯をしていることで飲み込みにくさを
感じているようならすぐに歯医者さんに相談しましょう。
また、汚れた入れ歯でご飯を食べると
自然と汚れも一緒に食べていることになります。
汚れた入れ歯で食事をとる事も
誤嚥性肺炎を引き起こす原因になるので
毎日の入れ歯のお手入れを心がけ
キレイな入れ歯、ご自身に合った入れ歯でおいしくご飯を食べましょう。
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