2018.09.12
筋萎縮
公開日:2018.09.12
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは
「筋萎縮」についてです。
「筋萎縮」という言葉を聞いたことがありますか?
筋萎縮とは筋肉が萎縮すること、
つまり筋肉がやせ細ってしまうことを言います。
【筋萎縮の種類】
①筋原性・・・筋肉そのものに原因があるもの
②神経原性・・・筋肉に指令や栄養を供給している
運動ニューロンに原因があるもの
③廃用性・・・なんらかの原因により長期間筋肉を使用せず
筋体積が減少したことが原因のもの
上記の3つに分けられます。
この中で加齢とともに特に注意をしなければならないのは③廃用性です。
人間は誰しも年齢を重ね高齢になると筋肉を構成する筋繊維が減少します。
その上、筋繊維自体の萎縮が起こることにより筋肉量が低下します。
加齢による筋力低下というのは、つまり筋萎縮によるものです。
このように加齢と共に筋萎縮は起こりますが、
高齢になると活動性が低下しやすく、
病気や怪我の影響からあまり動かない生活に変わりやすくなります。
その結果、さらに活動性が減少してしまい筋萎縮を急速に
進めることに繋がってしまいます。
「廃用症候群」という言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、
その症状の1つに筋萎縮も含まれているのです。
ここまでの説明で加齢によりある程度筋萎縮が仕方ないこと、
活動性が低下するとより萎縮が進んでしまうことは
お伝えできたと思います。
では、予防するにはどうしたらよいのでしょうか?
●適度に身体を動かす
活動性が低下することで筋萎縮は加速します。
家の中での家事や散歩、ちょっとした体操などでも構いません。
身体を動かすように心がけましょう。
●食事の内容を見直す
筋肉を作る栄養素としてたんぱく質が上げられます。
日々の食事でしっかりと取ることが出来ていますか?
下にたんぱく質が多く含まれる食材を紹介しますので、
食事にプラスしてみると良いでしょう。
・肉類
・魚介類
・卵
・大豆類
・乳製品
適度な運動と栄養バランスが取れた食事を心がけることで
筋萎縮の進行を予防し、活動的な日々を過ごしましょう。
次回は「骨粗鬆症」についてです。
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