2019.07.10
年齢とともに増加する骨粗しょう症
公開日:2019.07.10
おはようございます。
本日デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「年齢とともに増加する骨粗しょう症」についてです。
骨密度は女性の場合、18歳くらいでピークに達します。
そののち40歳代半ばまでは、ほぼ一定を維持しますが、
50歳前後から低下してきます。加齢によって骨密度が
低下する原因は次のようなことが考えられます。
・女性ホルモンの分泌量の減少
・女性ホルモン減少によるカルシウム吸収の悪化
・カリウムの吸収を助けるビタミンDを作る働きが弱まる
また若い頃よりも食事量や運動量が減るなどの
生活習慣の変化も関係します。
加齢とともに生じる生理的な変化は少なからずありますが、
若い頃から食事や運動に気を配ることで骨密度の減少を
抑えることができます。
また骨粗しょう症は女性に多い病気で、50歳以上の
女性の3人に1人が骨粗しょう症にかかっています。
更年期以降の女性にとって、骨粗しょう症はとても
身近な病気です。
女性が要介護となる原因の
第5位は「転倒・骨折」に
よるものとされています。
ちょっとしたことで転倒し、それがもとで骨折してしまう
背景には骨粗しょう症が影響していると考えられます。
一度骨折してしまうと、特に太もものつけ根の場合、
長期にわたり動けない状態が続きます。それが
寝たきりの原因になるのです。
年齢とともに骨は弱まってきてしまいます。
少しでも骨の状態を維持する為にも、
普段の食事や運動が大切です。