2017.06.19
ボディメカニクス
公開日:2017.06.19
皆様、こんにちは。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは
「ボディメカニクス」についてです。
介護生活の中で悩みの種のひとつでもある、介助者の腰痛や身体の痛み。
介助者を守るためにも「ボディメカニクス」は重要視されています。
また、日本人の4人に1人は腰痛に悩みを抱えていると言われています。
介護以外にも日常生活で役立つボディメカニクスをお伝え致します。
まずは、【ボディメカニクスの基本】ですが、
◎重心は低く
◎両足を開いて膝を曲げ、腰を落とす
◎テコの原理を応用
◎身体をなるべく近づける
◎大きい筋肉を利用
などなど・・・
ボディメカニクスには様々なポイントがありますが、
今回は腰の負担にスポットを当ててお話いたします。
まず、立位を取れない方に対しての介助ですが、
負担が大きそうですね。
腕の力しか使えておらず、腰にも負担が掛かってしまいます。
ボディメカニクスを応用してみましょう。
重心を低く、膝を曲げて、身体をなるべく近づける。
腕だけでなく、肩や背中の大きな筋肉も使い引き寄せることで、
身体の負担は軽減します。
これは日常生活にも活用できます。
たとえば掃除機をかける際。
重心が高く、前傾になってしまうと、腰の負担は大きくなります。
足を開き重心を低くすることで、前傾になるのを抑え、
腰の負担を軽減できます。