2018.04.20
サルコぺニア
公開日:2018.04.20
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「サルコぺニア」ついてです。
サルコぺニアとは加齢や疾患により筋肉量が減少することで握力や
下肢筋、体幹の筋力など全身の筋力低下が起こる事を指します。
原因として加齢によるもの、寝たきりや生活スタイルの乱れで起こるもの、
疾患によるもの、栄養不足によるものなどが挙げられ、
筋力低下だけでなく加齢に伴う骨格筋量の低下や身体能力の低下が
見られることで診断されます。
治療は大きく3つに分けられ、運動療法と栄養療法、薬物療法があり、
運動療法では筋力トレーニングと軽く息が上がる程度の有酸素運動が
効果的だと言われています。
栄養療法としてはタンパク質の摂取が必要となりますが、
疾患によっては過度な摂取が望ましくない場合があるので
医者や栄養士への相談が必要です。
ここまではサルコぺニアについて、実際に診断を受けた場合について
紹介しましたが、以下ではそうならない為の予防法をご案内します!
治療法にもありましたが、サルコぺニアを予防するのに重要なのは
適度な運動をすること、バランスの取れた食事を摂ること、
生活習慣を見直すことです!
その中でも行いやすい運動をいくつかご紹介します。
①体幹トレーニング:ドローイン
仰向けになり、膝を軽く曲げて足を立てます。
お腹に手を当て、息を吐きながらお腹を凹ませていきます。
②下肢筋トレーニング:腿上げ
椅子に座り、片側の膝を伸ばしながら腿を椅子から離すように
高く上げていきます。
その状態で5秒程度キープして下ろします。
※余裕があれば、腿を上げた状態で膝の曲げ伸ばしも行ってみましょう。
どちらも手軽に行い易い運動ですので、ぜひお試しください。