2017.05.03
軽度認知障害(MCI)について
公開日:2017.05.03
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「軽度認知障害(MCI)」についてです。
みなさんの周りに認知症をお持ちの方はいらっしゃいますか?
今はいないという方も、
もし、家族や自分の身近にいる人が認知症になってしまったら・・・
不安や心配がありますよね。
今、国内の認知症患者数は増えてきており、
2025年には、65歳以上の4人に1人が認知症とその“予備軍”となると
言われています。(図1)
それくらい認知症は私達にとって身近になってきています。
図1:「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」内閣府
認知症は、早期発見が非常に重要だと言われています。
その早期発見に欠かせないのが「軽度認知障害(MCI)」です!
MCIは、記憶障害に若干の問題があっても
日常生活には支障がない状態です。
1.記憶障害の訴えが本人または家族から認められている
2.日常生活動作は正常
3.全般的認知機能は正常
4.年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない
記憶障害が存在する
5.認知症ではない
日常生活に支障がない分、高齢者の場合特に、
年相応のもの忘れなどと考えてしまい、
家族であっても放置してしまうケースが多いです。
しかし、侮ってはいけません!
1~5が当てはまる場合、もしかしたら認知症かもしれない…と
まずは、受診をすることが大切です。
MCIと診断された場合、予防の対策をすることで、
症状の進行を遅らせたり、認知症の症状が最後まで出ずに
済むケースもあります。
予防の対策は、運動であったり、食事であったりとさまざまですが、
何かしらの手を打つことができます。
MCIのサインを見逃さずに、認知症の早期発見に努めましょう!
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