2016.09.21
足裏から身体のバランスを考えてみよう
公開日:2016.09.21
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは
「足裏から見る身体バランス」についてです。
普段、姿勢よく歩いている人はとても素敵に見えますよね。
あなたの歩行姿勢はどうでしょうか?
特に、今回は靴裏のすり減り方で起こりやすい姿勢を確認してみましょう。
かかとがすり減っている場合:
後ろに倒れないように膝が前に出て猫背姿勢になりやすく、
頭を前に出すことによってバランスを保とうとするため、
腰・肩・首に痛みが出やすくなります。
つまさきがすり減っている場合:
前に倒れないようお腹を前に出す姿勢になりやすいため、腰を反り
腰痛を起こす原因となります。
足裏の外側がすり減っている場合:
膝が外側に開きやすくO脚になります。
膝に負担がかかるため、痛みが生じやすくなります。
足裏の内側がすり減っている場合:
膝が内側へ寄りX脚になります。
膝・股関節・腰に痛みが生じやすくなります。
片方の靴だすり減っている場合:
左右どちらかに身体が傾きやすくなります。
右に重心がある場合は右膝が曲がり骨盤や肩も
右へ傾きますので、バランスを取ろうと頭が左へ傾き、
骨盤や肩の痛みが生じやすくなります。
靴のどこの部分が一番すり減っていますか?
知らないうちに重心が偏って過ごしているかもしれません。
人は常に重力に対抗するように2本の足で立ち身体を支えていますが、
この立つときの土台となっているのが足裏です。
足裏を安定させることが身体のゆがみや障害をなくすための
重要な要素となります。
また、転倒の予防にもなります。
基本的には足の親指の付け根、小指の付け根、かかとの
3点が均等に地面についているかを意識することが大切です。
足に合う靴を選ぶことはもちろん、負担を軽減させるために
足底クッションを靴の中に入れるのも効果的です。
身体を支える土台がしっかりしていると、自然と背筋が伸びます。
健康的に見えるだけではなく、
関節へかかる負担も減らすことができるのです。
足裏から意識してバランスの整った姿勢を維持できるように
心掛けていきましょう。
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