2017.08.23
寝過ぎによる腰痛について
公開日:2017.08.23
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは
「寝過ぎによる腰痛」についてです。
ちょうど今日、23日は「処暑」。暑さが峠を越えて後退し始めます。
汗をかきながらの睡眠からも解放され、寝やすくなってきますね。
睡眠は生物にとって必要不可欠ですが、必要以上に寝ると
どうなるのでしょうか?
【アタタタタタタっ】
目が覚めて、さぁ起きようとした時に腰に痛みを感じた方も多いはず。
しっかり寝て疲れも取れたはずなのに何故このようなことに
なったのでしょうか?
身体を横にしてリラックスすることは、休めているように思えますが、
実は寝た体勢をずっと取り続けることは腰にとって負担となります。
横になっていることは腰をずっとベッドやマットレスに
押し続けている体勢で、血行障害が起こり、筋肉も緊張しやすくなります。
【原因は?】
①寝返りをうっていない
寝返りは本人が行う本能の整体とも言われ、寝返りを打つことで血流や
リンパ液・関節液などを循環させ、脊椎や筋肉をまんべんなく休める働き
があります。ですが、過度の飲酒や過食後、または、病気や怪我などで
入院したときに、同じ体勢のままで寝ていることで引き起こすケースも。
②体調不良
風邪で寝込んだり、ストレスで身体に不調が出たり、猫背などで姿勢が
悪かったりすると悪影響が現れやすい。
③寝具が合っていない
腰を不安定な状態で支える柔らかすぎるマットレスや布団、腰椎下部の
反りが強くなってしまう硬すぎる寝具は腰痛の原因になることも。
④枕が合っていない
枕なしや低い枕を使用している場合は顎が上がった状態になるので、
頭と首の付け根の筋肉が緊張しやすく背中の丸みと腰の反りが誘発
され痛みが出ることも。
【対処法は?】
何よりも実践して効果的なのが、身体を動かして血行をよくすること。
①ストレッチ
②身体を温める
【予防法は?】
まずは、寝すぎを防ぐことが何よりも重要です。休日でもダラダラと
二度寝を繰り返すことなく、毎日同じ時間に起床し、起きたらすぐに
カーテンを開いて朝日を浴びるといった習慣をつけましょう。
①寝る前の軽い運動
身体が解れて副交感神経が活発になることで脳が自分の身体の状態を
理解してくれ、深い上質な睡眠がとれます。さらに寝返りが打てる準備が
できたという判断もしてくれます。
②身体に合った寝具を選ぶ
腰に掛かる負担を減らす寝具を選ぶこと。
③カラダを鍛える
寝ている間にカラダを支えてくれる筋肉が弱っていると、
起きた時に痛みを引き起こすことがあります。
日頃から筋トレを習慣付け筋肉を鍛えることで、
腰痛になりにくいカラダ作りをすることが大切です。
カテゴリー
