2017.05.15
効果的な運動強度
公開日:2017.05.15
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「効果的な運動強度」についてです。
嫌でも歳はとるものです。加齢によって筋力・体力が落ちてきます。
それを食い止めるには身体を動かすほかありません。
どのくらいの運動をしたら良いか知りたくありませんか?
いくつか指標となるものはありますが、
本日は心拍数を指標にする方法をお伝えします。
Karvonen法(カルボーネン法)と言うものを用います。
Karvonen法(カルボーネン法)は以下の式を用います。
目標心拍数=(予測最大心拍数-安静時心拍数)×K+安静時心拍数
Kは運動強度を表しています。
例えば60%の運動強度の運動をしたい場合は
Kに0.6を代入し計算します。
予測最大心拍数は若年者で220-年齢、
中高齢者で210-年齢で算出します。
安静時心拍数は実際に測りますが、
心拍数と脈拍はほとんど同じような数値になるため、
安静時の脈拍数を代用します。
そこで運動強度ですが
運動に慣れていない方、体力に自信のない方、高齢の方・・・・40%
中高齢の方、肥満気味の方・・・・50~60%
運動に慣れている方・・・・60~70%
こちらを参考にしていただけたらと思います。
例えば50歳の方で安静時心拍数が70拍で運動強度50%の運動を
行いたいと考えた場合
予測最大心拍数=210-50=160
目標心拍数=(160-70)×0.5+70=115となります。
個人差もあると思いますので、運動の途中できついと感じられる方は
運動強度を下げ無理のない運動をしていただけたらと思います。
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