2017.07.10
クーラー病
公開日:2017.07.10
おはようございます。
本日デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「クーラー病」についてです。
「クーラー病」とは正式な病名ではなく、主に冷房が原因で起きる
自律神経のバランスが乱れた状態のことを指します。
人間の体は、夏は体内に熱がこもらないよう血管を拡張し熱を体外に逃し、
冬は血管を収縮させ熱を逃しにくくすることで
夏には夏型に、冬には冬型の体へと調整しています。
しかし夏型の体で冷房のよく効いた部屋に長時間いると寒さを感じ、
自律神経が血管を収縮させ冬型の体に変えようとします。
そのため自律神経が混乱し体温調節機能に乱れを起こすのです。
気温が高くなり冷房を使うことが増えるこの季節ですが
使いすぎは体調不良を招くことがあり十分注意が必要です。
そこで!
冷房を使わずに寝苦しい夏を乗り切ることができる方法をご紹介致します。
①扇風機を使う
足元に置き発熱量が大きい足を冷やすことで
効率よく体温を下げることができます。
そして冷房を使うよりも電気代を約10分の1に減らすことができます。
②保冷グッズを使う
睡眠時は頭に熱がこもりやすく
不快感から眠りが浅くなってしまいがちです。
頭、脇、股には大きな血管が通っており、
氷枕や保冷剤をタオルに包み当てることで
効率よく体を冷やすことができます。
③ジェルマット
ジェルマットの枕やシーツを使うことで
体全身がひんやりと冷たく感じます。
電気を使わず自然な冷たさを半永久的に感じられるのでお得です。
④夏野菜を食べて体の温度をコントロール
トマトやきゅうり、なす、ゴーヤ、バナナ、スイカなどの夏野菜には
カリウムや水分が多く含まれています。
カリウムや水分が多いと利尿作用が起こり、
尿を出すことで体の温度を下げる効果があります。
⑤除湿
除湿機やエアコンの除湿機能を使うことも効果的です。
湿度は10%下がると体感温度が1℃下がります。
暑さに応じて除湿量や風量を調整すれば、
冷房なしでも朝までぐっすり眠ることができます。
以上、冷房を使わない暑さ対策についてご紹介しました。
中には電気を使用しない方法もありますのでいくつか試してみて
寝苦しい夏を乗り切りましょう!!
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