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豆知識ブログ

2020年07月27日
脳梗塞のリハビリ

脳梗塞の痺れに対するリハビリ

脳からくる痺れ

こんにちは。理学療法士の小向です。

脳卒中後の後遺症として、しびれに悩まれている方も多いのではないでしょうか?

当記事は、しびれに対するリハビリの研究をもとに作成し、しびれに対する治療方法をまとめております。

ぜひ、しびれに悩まれいている方は最後までご覧いただければと思います。

 

脳梗塞としびれについて

脳梗塞になると手足が動かないといった運動麻痺のほかに、手足がしびれる、痛みが出る、手足の感覚が鈍いなどの症状が現われることがあります。これらを総じて感覚障害とよびます。 

脳梗塞後に手足の痛みを訴えた人を調べた研究では、脳の視床や延髄といった部位が障害されると、痛みが生じやすいことがわかっています[1]。

視床は脳の中でも、様々な感覚の中継地点であり、そこが障害されると感覚障害や痛みが現れやすくなります。

 

しびれに対する治療方法について

しびれに対する治療方法、しびれに対し薬で治療を行う方法と、手足の麻痺を改善させる方法をとることでしびれの改善を目指す方法とがあります。具体的には以下のものが挙げられます。

  • 薬物療法
  • 電気刺激療法
  • 経頭蓋直流電気刺激(tDCS: transcranial direct current stimulation)
  • CI療法

脳卒中ガイドライン2015(追補2017)[2]では、中枢性疼痛に対して、プレガバリンという薬を使用することを勧めています。

痛みには脳や脊髄の障害が原因で起こる「中枢性疼痛」と、末梢神経の障害が原因で起こる「末梢神経障害」があります。プレガバリンは、特に中枢性の痛みに対して有効であるとされています。

電気刺激療法は、手足に弱い電気を流すことで、電気の力で筋肉を動かす方法です。このリハビリを行うことで、手の動きが改善したり、歩行速度が向上するなども報告されています。

経頭蓋直流電気刺激は、頭部から磁気を流して、脳の活動を向上させる方法です。麻痺をした手足が動きやすくなったなどの報告があります。

CI療法は、麻痺をした手を生活の中で積極的に使う様にする方法です。適応は、ある程度手を動かすことが出来る方で、このリハビリを行うことで、手の動きの質や日常での手の使用頻度が向上することが言われています[3]。

しびれを起こす病気は、脊椎や脊髄の病気、末梢神経障害などでも引き起こされることがあります。違う病気が隠れていることもありますので、一度医師に相談してみることをお勧めします。

 また、急にしびれが強くなった場合は、脳梗塞、脳出血の再発の可能性も考えられます。その場合もすぐに医療機関を受診されることをおすすめします。

 

引用

  1. S Choi-Kwon, et al. Musculoskeletal and central pain at 1 year post-stroke: associated factors and impact on quality of life. Acta Neurol Scand. 2017;135(4):419-425.
  2. 日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン委員会編集、脳卒中治療ガイドライン2015[追補2017対応]、株式会社協和企画、2017年
  3. Wu CY, et al: A randomized controlled trial of modified constraint-induced movement therapy for elderly stroke survivors: changes in motor impairment, daily functioning, and quality of life. Arch Phys Med Rehabil. 2007 Mar;88(3):273-8.

 

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