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豆知識ブログ

2018年12月13日
脳卒中

【脳梗塞・脳出血】上肢のリハビリで必要なこと

脳梗塞や脳出血などの脳血管障害は障害の程度や障害部位によって現れる障害が異なります。

下肢に障害が現れやすいタイプや上肢に障害が現れやすいタイプ、上肢下肢とも同じくらい障害が現れるタイプなどなど。

 

他にも運動麻痺だけでなく、注意障害、言語障害などの高次脳機能障害も現れることもあります。(詳しくはこちら https://wp.me/padn7P-4v

 

 

病院で必死にリハビリを行っても中には後遺症が残ってしまうことがあります。

病院退院後もリハビリを続けていくことで改善することが見込めます。

 

今回は上肢のリハビリで必要なことについてご紹介します。

 

【なぜ上肢はリハビリ効果が現れにくいのか】

下肢の機能改善に比べ、上肢の機能改善はリハビリ効果が現れにくいと思われています。

下肢は生活においても自然と使う機会が多く、生活を送るだけでもある程度の運動量を確保することができます。

それに対し、上肢は生活においては麻痺のない手を使おうとしてしまいます。

そのため意識して使わないと使う機会を確保することができず、リハビリ効果が現れにくくなることがあります。

 

【運動量の確保が必要】

上肢機能の改善には運動量の確保が必要です。

 

健常人の1日の上肢の使用回数を調べた研究では、睡眠時間以外の約900分の間に合計7万回も上肢を動かしていたと報告されています。(わずかに上肢が動いても1回とカウントする)[1]

 

麻痺している上肢を使うリハビリを3時間行ったグループと6時間行ったグループでリハビリ効果の比較をすると6時間行ったグループの方が良好な結果を示したと言われています。[1]

 

脳卒中による上肢機能障害に対するリハビリでは麻痺している上肢を積極的に使用するリハビリ方法が推奨されています。[2]

 

病院やリハビリ施設などでのリハビリだけでは、機能改善のために不十分なことがあります。

積極的に生活でも麻痺している手を使うことがリハビリの効果を出すことにつながります

 

 

【まとめ】

今回、脳梗塞・脳出血による上肢の機能障害に対するリハビリで必要なことについてご紹介しました。

生活の中でも上肢を意識的に使うことがよりリハビリ効果を引き上げることにつながります。

まずはできることからで構いません。

何度も何度も反復してコツコツとリハビリをしていきましょう。

 

 

参考

[1]道免和久,竹林崇:上肢機能回復アプローチ 医学書院 2017

[2]日本脳卒中学会:脳卒中治療ガイドライン2015[追補2017]

 

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2018年10月11日
高次脳機能障害

周りの人には 理解してもらいづらい 高次脳機能障害について

今回ご紹介するのは…

「高機能機能障害」

についてです。

脳卒中などによって脳細胞が障害されることで、手足などが動かしにくい運動麻痺や感覚が鈍くなったり痺れを感じたりする感覚麻痺という症状が現れるほか、高次脳機能障害と呼ばれる症状も現れることがあります。

これは手足などが動かしにくくなる運動麻痺とは違い、目に見えないものなので、なかなか他の人に理解してもらいにくい症状となります。

今回はその高次脳機能障害についてご紹介します。

 

 

【高次脳機能とは】

高次脳機能とは生活を行う上で不可欠な、言語、認知、記憶、学習、行為などの脳機能のことです。[1]

私たちが普段、人と会話する際に言葉を発し、相手の言葉を聞くなどのやり取りができているのもこの高次脳機能の働きです。

また複数人で会話をする際にはほかの人が話しているときは聞く、タイミングを見計らって言葉を発するなどの行為も高次脳機能の働きと言えます。

 

 

【高次脳機能障害とは】

高次脳機能障害とは、脳梗塞や脳出血などのいわゆる脳血管障害の病気や事故などで起こる脳外傷、脳細胞が次第に変性・消失するために起こる変性疾患、感染性疾患などで、脳が障害されることで起こります。[2]

高次脳機能障害は失語、失行、失認、半側空間無視、記憶障害などの症状の総称です。

これらの症状は原因の病気にもよりますが、手足などは十分に動かすことができるのに、いざ動作を行おうとするとうまくできず、ご本人はすごくもどかしい気持ちになることもあるのではないでしょうか。周りの方も手足などは動くものだからうまくできないことが不思議に思われることもあります。

 

失語とは

失語とは、話すこと、聞くこと、読むこと、書くことなど言葉・文字に関する機能が障害されて、うまく話せなかったり、文字が読めなかったり、聞こえているけれど言葉の理解が難しくなったりする症状のことです。[2]

話したい事はわかっているのになぜか言葉が出てこない。どもってしまうこともあります。

 

失行とは

失行とは運動麻痺や感覚障害などはみられないにもかかわらず、習熟した動作ができない状態のことです。[2]

手足などは十分に動かすことができても、動作のやり方がわからなくうまく実施することができないということがあります。

 

失認とは

失認とは物品の名称、用途特徴などが理解できなくなった状態のことです。[2]

目の前の物が見えているけれど、それがなんという名前で、どういったものなのかわからなくなります。

 

半側空間無視とは

半側空間無視とは、視覚や聴力に問題はないのに、左右一方の対象物に気づかなかったり、その一方からの刺激に反応できなかったりする状態のことです。[2]

左右一方の空間を認識できないため、歩いているときなどに手や足をどこかにぶつけてしまうことがあります。

 

記憶障害とは

記憶障害とは、それまでに知識や出来事として貯蔵されていた言語や事柄などの情報を思い出せない症状のことです。[2]

今まで記憶していたことが分からなくなるのは、非常にもどかしい気持ちになることもあります。

 

 

【高次脳機能障害に対するリハビリ】

高次脳機能障害は上述したように様々な症状があり、複数が同時に起こっていることもあります。

そのため、まずは評価をしどの症状が現れているかを確認することから始まります。

それぞれの症状によってリハビリ方法も変わってきますが、リハビリを行うことで症状が緩和・改善されるということも言われています。

 

 

【まとめ】

今回は高次脳機能障害がどんなものかということをご紹介しました。

脳細胞に障害が起こることで起きる症状ですので、運動機能障害や感覚障害などと同時に現れることもあります。

リハビリについては症状ごとでも異なりますので、また今度の機会にご紹介します。

 

 

【参考文献】

[1]理学療法評価学テキスト 南江堂 2013

[2]高次脳機能作業療法学 医学書院 2012

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