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豆知識ブログ

2020年05月15日
脳梗塞の介護

脳梗塞の後遺症がある人に必要な介護保険の知識|リハビリ専門職が解説

脳梗塞の方に知ってほしい介護保険

こんにちは。理学療法士の高橋です。

年齢を重ねるごとにお身体に不調をきたし、今まで行ってきた生活を送ることが難しくなって来る方が多くいらっしゃいます。

そのような方の生活を支える為のサービスが増えてきております。

介護保険によるサービスもその一つです。

当記事では介護保険の内容とサービスについて解説していきます。

 

介護保険とは

日本社会の高齢化に伴い、要介護高齢者の増加、介護期間の長期化など介護の必要性がますます来ています。

しかし、核家族世帯の増加や介護を担う家族の高齢化など家族だけでは十分に介護を行うことが難しい状況にもなってきています。

そこで、高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みとして介護保険制度が誕生しました[1]。

 

介護保険の対象者

介護保険制度の対象者には『第1号被保険者』『第2号被保険者』という区分があり、

そのどちらかに該当する方が介護保険サービスを利用することができます。

それぞれの条件は以下の表の通りです。

(厚生労働省、介護保険制度について、https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/2gou_leaflet.pdf、最終閲覧日:2020年4月12日、一部改変)

 

第2号被保険者の受給条件である特定疾病は以下の16項目です。

(厚生労働省、介護保険制度について、https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/2gou_leaflet.pdf、最終閲覧日:2020年4月12日)

介護度と上限額

要介護認定には状態の軽い状態からより重たい状態までの7段階に分けられ、

それぞれ要支援1~2、要介護1~5に分類されます。

それぞれの介護度によって介護保険のサービスの利用限度が定まっています。

そのため、介護保険を使って好きなだけサービスを利用できるわけではありません。

詳しい利用限度については担当の介護支援専門員(ケアマネージャー)に確認してみてください。

 

介護保険サービスを利用するには

介護保険サービスを利用するためには、まず介護認定を受けなければいけません。

(厚生労働省、サービス利用までの流れ、https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/commentary/flow.html、最終閲覧日:2020年4月12日、一部改変)

お住まいの市区町村の窓口に相談に行きます。第2号被保険者が申請する場合は、医療保険証が必要となるので、ご持参することを忘れないようにしてください。

②ご自宅もしくは施設に調査員が訪問し、認定調査を行います。主治医の意見書は市区町村が主治医に依頼してくれます。

③調査結果と主治医の意見書などをもとに介護認定審査会が開かれ、介護度の判定が行われます。

④介護認定が下りたら、要支援の方は地域包括支援センターへ、要介護の方は居宅介護支援事業所に行き、介護保険利用の手続きを行います。

⑤これらの過程を経て、介護保険サービスの利用開始となります。

 

介護保険で利用できるサービス

介護保険では様々なサービスを利用することができます。

ここでは介護保険で利用できるサービスの種類についてを紹介し、その特徴についてお伝えしようと思います。

 

居宅サービス

居宅サービスとはご自宅で生活しながら利用できる介護保険サービスのことを言います。

大まかな種類を以下の表に記載します。

それぞれ似たようなサービスもありますが、どこで介護保険サービスを受けるかというところが異なります。

また、短期間で施設に入所することができるサービスもあります。

ご家族のご都合により、一定期間ご自宅での介護ができない際に利用したり、日々の介護負担の軽減のために利用されることもあります。

 

施設サービス

施設サービスとは施設に入所し、生活を送ることができるサービスのことを言います。

大まかなサービスの種類は以下の表に記載します。

介護老人福祉施設と介護老人保険施設は機能が似ていますが、介護老人保健施設には医学的な管理機能が備わっているということが大きな特徴です。また、在宅復帰を目的にしているため、病院を退院されたが、在宅復帰のために医学的管理の元、継続的なリハビリテーションが必要という方が利用されることがあります。

 

福祉用具

福祉用具とは、「心身の機能が低下し日常生活を営むのに支障のある老人または心身障害者の日常生活上の便宜をはかるための用具及びこれらの者の機能訓練のための用具並びに補装具をいう」と定義されています[2]。

福祉用具は介護保険によりレンタルできるものと購入できるものがあります。

それぞれ以下の表にまとめました。

福祉用具は身体状況によって変更する必要があります。その都度、適切な福祉用具を選び使用しましょう。

また、介護保険で購入できるについては月10万円を限度に補償対象になります[3]。

 

住宅改修

住宅改修は身体機能が低下している高齢者や障害を持った方がご自宅で生活を送るために必要となるものの一つです。

住宅改修も介護保険により費用の補償が受けられます。

補償の対象となる住宅改修の種類は以下の表のとおりです。

住宅改修に対する費用の支給限度は20万円となっています。

そのため、何が必要な改修なのかを判断する必要があります。

担当の介護支援専門員(ケアマネージャー)に相談し、決めていきましょう。

 

まとめ

今回は、介護保険制度の内容と利用できるサービスについて記載しました。

介護保険制度と言っても様々なサービスがあるため、混乱される方も多くいらっしゃるかと思います。

その方に合ったサービスを利用することが必要になりますので、まずは申請窓口に行き、現在抱えているお困りごとを相談することから始められると良いかと思います。

 

□引用

[1] 厚生労働省、公的介護保険制度の現状と今後の役割、https://www.mhlw.go.jp/content/0000213177.pdf、最終閲覧日:2020年4月12日

[2] 細田多穂、地域リハビリテーション学テキスト、南江堂、2013

[3] 厚生労働省、介護保険における福祉用具、https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000314951.pdf、最終閲覧日:2020年4月12日

文責:ジョイリハNEXT 理学療法士 高橋 勇希

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