- 2019年02月09日
- 脳梗塞・脳出血
【脳梗塞・脳出血のリハビリ】トイレに一人で行くためには?part.3
脳梗塞になると、手足が麻痺し、起き上がりや立ち上がりといった基本的な動作が難しくなることがあります。
特に、困る動作がトイレ。
行かないわけには行きませんし、
手伝ってもらうこと自体が恥ずかしい方も多いと思います。
今回は、トイレに一人で行くために必要なポイントについてお伝えします。
【一人でトイレに行くために必要なトイレ内の改修について】
一人でトイレに行くためには、自宅のトイレが使いやすいかチェックしましょう。
脳梗塞になる前は、何気なく使えていたトイレでも、動作が難しくなる場合があります。
今回は、トイレの手すりについて説明します。
まず、手すりがあるか、ないかで立ち上がりやすさは大きく変わります。
特にご自身で立位を保持できない、一人で立ち上がりが難しいという方は
手すりをつけることをお勧めします。
手すりを直接壁に取り付ける場合は、住宅改修工事が必要です。
住宅改修にはお金がかかりますが、条件を満たせば補助金がおります。
詳しくは、ケアマネージャーや、病院のソーシャルワーカーに相談してみましょう。
また、賃貸住宅など、住宅の改修が難しい場合、
壁を傷つけずに手すりを取り付ける方法もあります。
例えば、床から天井へ、突っ張る形式の手すりや、
便座の周りに据え置くタイプの物もあります。
こちらは、介護・福祉用具販売店でレンタルや購入ができます。
介護保険の認定が降りていれば、負担が少なく済む場合もありますので、
こちらも詳しくはケアマネージャーや、病院のソーシャルワーカーに相談してみましょう。
今回は、トイレの手すりについてご紹介しました。
いずれも、ご自身の身体にあった形を選択することをお勧めします。
理学療法士や作業療法士といったリハビリ職や、福祉用具の専門家、ケアマネージャに相談しましょう。
ジョイリハNEXTでは、自宅に実際に伺い、ご自宅の環境について、
ご利用者様のお身体の状態に合わせたご提案も可能です。