2018.09.21
関節痛の原因・予防
公開日:2018.09.21
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「関節痛の原因・予防」についてです。
関節痛とは、炎症や外傷などによって関節部に痛みが生じることであり、
高齢者の病気ではなく、若者にも起こり得ます。
原因としては、
①運動過剰による関節の障害
②運動不足による関節の変形
③肥満による過剰な関節への負担
以上3つが原因で関節の軟骨がすり減ることで痛みがあらわれます。
特に②③に関しては、関節と関節の間のクッションの役割を果たす
軟骨が加齢や運動不足、肥満による過剰な関節への負担で
変形していきます。
そのため、痛みや動きの障害につながっていきます。
関節痛を予防するための
日常生活でできる予防法
を紹介します。
●適度な運動を行う
自宅でもできる簡単な運動を行い、関節の老化を防ぎましょう。
左右の腿を交互にできるだけ高く上げる腿上げや、
椅子に座って片足を前に伸ばし、5~10秒静止する運動、
ウォーキングなどがおすすめです。
※激しすぎる運動は、かえって関節に負担をかけるので気をつけましょう。
〇座位での腿上げ |
〇片足上げから静止 |
〇かかと上げ |
●体重のコントロールをする
肥満は、膝の負担の大敵です。
肥満気味の方は膝にかかる負担を軽くするために、
体重のコントロールを心掛けることが大切です。
●姿勢と生活様式の見直しをする
猫背のような悪い姿勢は重心が崩れる原因となります。
正しい姿勢を保つようにしましょう。
また、畳の上での生活は立ったり座ったりする動作が多いので
膝に負担がかかってしまいます。
膝のためにはテーブルと椅子、
ベッドを使用することが好ましくトイレも洋式の方が膝に負担を
かけない生活になるでしょう。
●身体を冷やさないようにする
身体を冷やしてしまうと血液循環を悪化させ、関節痛の原因になります。
38~40度程度のぬるま湯にゆっくりと浸かって
身体を内側から温めましょう。
次回は「変形性股関節症」についてです。