2018.09.17
椎体骨折について
公開日:2018.09.17
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは
「椎体(ついたい)骨折」についてです。
【症状】
1.骨粗鬆症による椎体骨折
身体を動かしたときの腰や背中の痛み安静にしていると
楽になることが多い
2.腫瘍(しゅよう)による椎体骨折
動いた時だけではなく、安静にしていても痛みが出ることが多い
いずれの場合も、折れた骨が脊髄神経を圧迫すると、
下半身のしびれや痛み、筋力の低下・麻痺などが起こることがあります。
【治療】
・コルセットなどで固定し、
身体が曲がったりねじれないようにする。
・骨粗鬆症による椎体骨折は、
安静にしていれば3~4週間で痛みが取れてくる。
・腫瘍によるものは、腫瘍の種類によって
抗がん剤治療や放射線治療が選択される。
では、どのように予防・ケアをすればよいのでしょうか・・・?
予防が可能なのは、骨粗鬆症による椎体骨折です。
骨粗鬆症にならないためには
・バランスの取れた食事
・禁煙、適量のアルコール
・適度な運動で骨を強くする
・30分~1時間程度の日光浴(おすすめ!)
これらを意識して生活しましょう。
【最後に】
散歩をする習慣がある方は、背中が伸びており、
骨が強く、転びにくくなっています。
また、こまめに家事をするなどの活動的な習慣を取り入れることが
大切です。
次回は「ADL低下」についてです。