2018.12.17
心疾患とは??
公開日:2018.12.17
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「心疾患」についてです。
●日本人の死因で多い病気は・・・
1位 がん
2位 心疾患
3位 肺炎
4位 脳血管疾患
です。その中の2位に該当する「心疾患」についてご紹介します。
【心疾患とは?】
心臓に何らかの障害が起き、血液の循環が悪くなることで
引き起こされる病気です。
心疾患には様々な種類があります。
【心疾患の種類】
①心筋梗塞
心臓に関する突然死の原因で最も多いのは、急性の心筋梗塞です。
特にこの病気は突然死の最大の原因とも言われています。
心筋梗塞は、心臓に血液を供給する「冠動脈」が完全に詰まり
心筋(心臓の筋肉)へ血液が行かなくなった状態をいいます。
胸をえぐられるような強烈な痛みで始まり、短時間でおさまることが
ありません。心筋が壊死し、死に至ることもあります。
②狭心症
冠動脈の血流が悪くなり、心筋が酸素不足・栄養不足に陥ります。
発作が起こると胸痛や息切れ、呼吸困難などが起こります。
多くは血流がすぐに回復し、症状は1~2分、長くて15分ほどで
おさまります。
③心筋症
心筋に原因不明の障害が起こる病気です。
すごく軽い場合は何の症状も出ない方もいます。
人によって症状が軽かったり重かったりしますが、多くの場合は
体のだるさ・息切れ・動悸・むくみ・横になると息苦しい・咳や痰
が増えるなどの症状が起こります。
【元気に運動を続けるために】
今回は3つの心疾患についてご紹介しました。
体調は日々異なりますので、ご自身でのセルフチェックが重要です。
□熱はないか?体はだるくないか?
□昨夜の睡眠は十分か?食欲はあるか?
□下痢をしていないか?頭痛や胸痛はないか?
□関節の痛み、過労はないか?
□前回の運動の疲れは残っていないか?
もしくは運動に参加する意欲はあるか?
上記にひとつでも当てはまった場合は、当日の運動は避け休養をとり、
一週間以上症状が続いている場合は、医師の診断を受けるようにして
下さい。
(昭和63年度 日本体育協会 スポーツ医科学研究 スポーツ行事の安全に関する研究、一部改変より)
元気でい続けるために病気を知っておくことも大切です。
ご自分の身体と日々向き合いながら、楽しく運動を続けましょう!
次回は「心疾患の種類、症状、原因」についてです。