2017.10.11
タンパク質が不足すると・・・
公開日:2017.10.11
おはようございます。
本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「タンパク質」についてです。
タンパク質とは3大栄養素の1つとして皆様は認識されていると
思われますが、その栄養素が身体にどのような働きをしているか
理解しているでしょうか。
タンパク質は身体にある様々な細胞の主成分になります。
筋肉・骨・内臓・爪・髪の毛などもタンパク質からできています。
タンパク質が不足すると身体のあらゆる部分に異常が現れてきます。
タンパク質の摂取不足で生じてくる現象をいくつかご紹介します。
①筋力低下
タンパク質と言えばすぐに筋肉のことが頭に浮かぶ人も多いと思います。
アスリートなども運動の前後などにプロテインを摂取してタンパク質を
補っています。
筋肉を付ける為には必要不可欠な栄養素といっても過言ではありません。
タンパク質が不足している状態で筋力強化トレーニングを行うと
筋力低下をきたしてしまいます。
筋肉は一度筋細胞を壊し、それを修正していくことで強くなっていきます。
その修正の時期にタンパク質が必要になりますが、
タンパク質が不足していると修正が上手くできず、
筋力強化トレーニングを行っても筋肉がつかなかったり、逆に筋力低下を
起こしてしまうこともあるのです。
②貧血
貧血対策と言えば鉄分の摂取と思う方もいると思います。
それは決して間違いではありません。
しかし、血液を作るときにもタンパク質が必要になってきます。
いくら鉄分を摂取してもタンパク質が不足していては貧血解消の効果は
表れてきません。
③免疫低下
身体に入ってきたウイルスや細菌は身体の中にある抗体というものによって
排除されます。
この抗体もタンパク質が主成分となっています。
また、何かしらの病気にかかってしまった時には
お医者さんから薬を処方されると思います。
薬は体内に入るとアルブミンというものによって各器官に
運ばれていきますが、このアルブミンというものも
タンパク質の1つなわけです。
タンパク質不足の人は薬の効果も効きにくくなると言われております。