2017.09.18
秋バテ
公開日:2017.09.18
おはようございます。
本日デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、
「秋バテ」についてです。
9月も半ばになり暑さは和らいできましたが
なんとなく体のだるさや疲労感を感じていませんか?
暑い夏に体力低下や食欲不振になることを夏バテと言いますが
涼しくなり過ごしやすくなっても夏バテに似たような症状が出ることを
秋バテと言います。
秋バテは放っておくと自律神経の乱れから免疫や代謝に影響が出て、
心筋梗塞や脳梗塞などになる可能性が出てきます。
そこで今回は、秋を快適に過ごすために秋バテになる原因と対策を
お伝えします。
〈秋バテの原因〉
① 寒暖の差
屋内と屋外、朝夕と昼など寒暖の差が5~10℃ある状態を繰り返すことで
無自覚のまま自律神経が狂ってしまいます。
② 秋の気候の変化
春や秋は低気圧の日が多く見られます。
低気圧になると空気中の酸素濃度が少なくなり、
呼吸が乱れて自律神経も不安定になってしまいます。
寒暖差で自律神経に乱れが生じていると、
低気圧で更に悪化してしまうのです。
また低気圧は血管を拡張させ副交感神経を優位にするため、
倦怠感や思考力、集中力の低下を招きます。
③ 食生活
冷たい食べ物や飲み物ばかりを口に入れるといった夏の食生活を
続けていると胃が冷えてしまい消化機能の低下を招きます。
また「食欲の秋」といいますが、食べすぎを繰り返すことで
胃酸が過剰に分泌されてしまい、胸焼けや胃もたれの原因と
なってしまいます。
④紫外線による免疫力の低下
皮膚表面には細菌やウイルスなどの異物を検知し、
免疫細胞にその情報を伝達する細胞が存在しています。
ケアをせずに紫外線を多く浴びてしまうと
活性酵素が免疫細胞を攻撃してしまうため、
免疫細胞の十分な活動が阻害されてしまいます。
その結果免疫力が低下し皮膚トラブルや夏風邪、
夏バテになりやすくなるのです。
〈秋バテの解消法〉
① 入浴
38~40度のぬるめの温度で10~30分かけてゆっくり入ります。
副交感神経が優位に立ちリラックス効果があり、
気持ちいい睡眠導入にもなります。
② 適度な運動
冷房の効いた部屋で過ごしたり気候が涼しくなってくることで
汗をかきにくくなります。
ウォーキングや家事の最中の爪先立ちなどで血行を良くし
体内に疲労物質をためないようにしましょう。
③ 食事
一日三食、規則正しく、バランス良くを意識した食事を心掛け、
ゆっくり良く噛んで食べることが大切です。
また冷たいものはなるべく控え、温かいものを食べたり飲んだりして
暑さで消耗した体力を取り戻し、弱った胃の働きを整えましょう。
④ 冷房
設定温度を1〜2度高めたり使用時間を工夫して
体を冷やしすぎないように注意しましょう。
羽織りものなどを用意しておくことも大切です。