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2017.10.13

疲れない歩行のために必要なこと

公開日:2017.10.13

おはようございます。

本日、デイサービス ジョイリハがご紹介するのは、

「疲れない歩行のために必要なこと」についてです。

 

最近長い時間、長い距離を歩くと疲れやすくなってしまった。

少しの外出でも疲れやすくなった。などのお悩みを持った方、

多いのではないでしょうか。

今回は疲れない歩行に必要な項目をいくつかご紹介いたします。

 

疲れにくい歩行を身に付けるには、

「筋持久力の向上」「心肺機能の向上」「正しい歩行フォーム」が

必要になります。

 

1、「筋持久力の向上」

筋の種類は大きく2種類に分けられます。

速筋(白筋)と遅筋(赤筋)の2つです。

速筋は収縮速度が速く、大きな瞬発力を発揮します。

しかしスタミナがなく、すぐに疲れてしまいます。

一方「遅筋」は収縮速度が遅く力も小さいのですが、

スタミナがあり持久力に長けています。

 

ということは・・・

疲れにくい筋力をつけるには「遅筋」を養う事が重要になるのです。

では遅筋を鍛えるトレーニングとは?

軽い負荷で回数を多く行うトレーニングです。

・呼吸を止めずにゆっくりと、

 時間をかけて行うのがポイント

・負荷のレベルは軽い負荷(20~50%RM)

・回数は出来るだけ多く

※RMとは、一回で持ち上げられる最大負荷を100%として、

 その20~50%

2、「心肺機能の向上」

長時間の運動には心肺機能の向上も不可欠です。

心肺持久力を鍛えるには呼吸循環能力を高める有酸素運動が効果的です。

例)サイクリング・水泳・ランニング・縄跳びなど・・・

ちなみにジョイリハではリズム体操やリカンベントバイクでの運動が

これにあたります。

3、「正しい歩行フォーム」

疲れやすい人と疲れにくい人では歩き方が異なる場合が多く見られます。

必要以上に筋を使って歩く方は特に疲れやすくなってしまいます。

①良い姿勢

姿勢を崩すと重心が片寄るために筋活動が大きくなります。

左右の肩甲骨を少し寄せるようにして、背筋をピンと伸ばします。

アゴを引いて、目線はまっすぐ前を見ます。進行方向に対して、

膝とつま先はまっすぐ向けて歩きます。

 

②歩き方

小股で歩くと、ムダな股関節周囲の筋活動が入ってしまい、

疲れやすくなってしまいます。

また腕振りをしっかりすることで脚が伸びやすくなり、

歩幅が大きくなりますので無駄な力が入りずらくなります。

歩き方を改善することはとても難しいです。

鏡を見たり、他人に見てもらったりするなど確認しながら

改善していきましょう。

ジョイリハをご利用いただいている方は、

トレッドミルなどの歩行訓練の際に

スタッフに確認してみてもらうのも良いですね。

 

以上が「疲れない歩行のために必要なこと」です。

これらのトレーニングを行い、歩行動作を身に付けることで

歩行は楽になります。

最近今までより歩くのがつらい、疲れやすいという方は

ぜひ試していただけると幸いです。

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