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2018.03.19

失禁予防

公開日:2018.03.19

おはようございます。

本日、デイサービス ジョイリハが紹介するのは

「失禁予防」についてです。

 

失禁とは不随意に起こる尿もれのことで、様々な要因がありますが、

高齢者には腹圧性失禁というタイプが最も多いと言われています。

 

腹圧性失禁とは、くしゃみや咳をした時、

重いものを持ち上げた時など、腹部に圧がかかることで起こります。

尿失禁経験のある70歳以上の女性の6割が当てはまると言われています。

妊娠や出産、加齢による女性ホルモンの分泌低下などによって

骨盤底筋が脆弱化し、膀胱を支える力や尿道を

収縮させる力が弱まることで腹圧が上昇した時に尿もれが発生します。

尿道には自分の意思で力を加減できる随意筋という筋肉があり、

膀胱に十分量の尿が溜まり尿意をもよおしてもある程度は

我慢できるようになっています。

しかし体の構造上、男性の尿道は20cm近くあるのに対し

女性は3~4cm程度しかなく

尿意を我慢できる時間が短時間となってしまうため

女性のほうが尿失禁をしやすくなってしまいます。

 

そこで、今回は失禁予防に効果的な

骨盤底筋体操

をご紹介致します!

 

座位、仰臥位、立位、どの姿勢でも実施できます。

骨盤底筋体操

①お腹の力を抜いて楽にする

②肛門を締めて緩める動作を繰り返す

③排尿している状態をイメージし、途中で尿を止める感じで

 尿道を強く締め、緩める動作を繰り返す

④まず肛門を締め、そのまま尿道を締め、

 緩める動作を繰り返す

1セット10回前後、1日50回が目安です。

息を止めず、自然な呼吸を繰り返しながら行いましょう。

また、10回の中で「ぎゅっ」と速く強く締める方法と

「ぎゅ〜っ」とゆっくり長く5秒程度締める方法の

2つのパターンで行ってみてください。

 

尿失禁そのものは直接生命に関わる疾患ではありませんが

恥ずかしいという羞恥心や自己嫌悪などの心理的な影響や

外出を控えるといった社会的な影響からQOLの低下が予測されます。

そのため、早期に予防・改善していくことが必要となります。

この体操で骨盤底筋を強化することで尿失禁の予防・改善を図りましょう!

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